僕の夢=シェアハウス

▼cast

ましろ..20歳男


そら..16歳女..ましろの妹


あおい..19歳女..ましろの幼馴染み


ゆい..20歳女..ましろの彼女


▼story

彼女のゆいと同棲する事になったましろ。同棲することになった家につくと、そこには妹のそらの姿。一体同棲はどうなるの、?




▼本編


ましろ「ここはとある町のとある一軒家。どうして俺がここにいるかっていうと...

そう!なんと、今日から彼女のゆいと、同棲することになったんだ!

いやぁ...待ち望んだ同棲生活。

楽しみだなぁ。あ..そうだ。ゆいが来る前に、部屋の中下見しとかないと。」


(ガチャッ)


そら「お兄ちゃーんっ!」


ましろ「うわぁ!い、いってて、そ、そら!?なんでお前ここに...つーか、なんで家の中にいるんだよ!?」


そら「ん?高校いくから。」


ましろ「高校って..ええ!?ていうか、寮に入ったはずだろ!?」


そら「嫌。」


ましろ「ええ?」


そら「嫌なの。寮。」


ましろ「なんでぇ!?」


そら「あんな汚くて臭いとこなんて、あたし嫌だもんっ!」


ましろ「え、ええ...?」


(ガチャッ)


ゆい「ましろくんー。遅くなってごめ....え?」


(そらがましろにまたがっている)


ましろ「あ、ゆ、ゆい!!違う!これはっ...」


ゆい「あ、ああ。そらちゃんねっ。お久しぶり。」


ましろ「え、ええ..?」


そら「ゆい、久しぶり。」


ゆい「ふふっ。ましろくん、そらちゃんも連れてきたの?」


ましろ「え?え、えーと。」


そら「連れてこられた。今日から一緒に住む。よろしく。」


ゆい「え..?」


ましろ「え、いや!違う!!」


そら「お兄ちゃん..お兄ちゃんは..このかよわい妹を..この寒空の下に放り出すって言うの..!?」


ましろ「お、お前なぁ..。」


ゆい「いいよ!ましろくん!!一緒に住もうっ!」


ましろ「ゆ、ゆい!?何言ってんの!?」


ゆい「だって、可哀想じゃない。そらちゃん、まだ16歳なんだし、1人で外は危ないよ..」


(ガチャ)


あおい「まーしーろーーー!!」


ましろ「あ、あおい!?」


あおい「頼む!!ここに住まわせてくれ!!」


ましろ「はぁ!?」


あおい「父さんがさぁあ!!あたしに出てけって言うんだもん!!もうあんな父親とは縁を切る!!」


ましろ「あ、あのなぁ...」


あおい「な!!頼むよ、ましろ-。」


ゆい「大変そう..ですね..(汗)」


ましろ「ご、ごめんな..」


ゆい「と、とりあえず、ご飯にしましょ。もうすぐ晩ご飯の時間だし、お腹すいたでしょう?」


あおい「賛成-!!!」


そら「卵焼きがいいっ!」


ゆい「今から作りますねっ。」


ましろ(な、なんでこんなことに..)



...─────────


ゆい「はい。卵焼きと、豚肉のソテーに、お味噌汁。」


そら「美味しそう。」


あおい「おっ!!いただきまーす!!」


ましろ「あ、2人共気をつけ...て」


あおい「お、おぇえええ..」


そら「な、なにこれマズi...うぇっ」


ましろ「あー..」


ゆい「...え、美味しくない、?」


ましろ(俺が作ったほうが良かったかなー..でもゆい、張り切ってたし..)


あおい「あ、あたし..作るよ。」


ゆい「あ、えっと..」


そら「ゆい、安心しろ。あおいの姉御は定食屋の娘なのだ。」


ゆい「す、すごいですね!」


あおい「そんな対した事でもねぇけどなぁ?」


ましろ「相変わらずの包丁さばきだな。あおいは。」


あおい「ましろー、おだてても何も出ねぇからなぁ。」


ましろ「お、おう」


そら「姉御-!はよはよ。お腹すいた!!」


あおい「はいはい。そらは待ってなさいっ..と。出来た!」


そら「おおっ!」


あおい「あおい特製!野菜炒め!」


ましろ「うまそ..」


ゆい「う、...ごめんね..?」


ましろ「あ、いや!ゆいが謝ることねぇよ!」


そら「あーんっ。(モグモグ)うむ!美味!」


あおい「そらはその言葉使い、どーにかなんねぇのかぁ?(笑)

ほら、ましろとゆいさんも食べなって」


ゆい「は、はい。」


ましろ「んー、俺いいや。」


あおい「えーなんで。せっかく作った物を食えねぇっていうのか!!」


ましろ「そういうんじゃないよ。俺はゆいの作ってくれた卵焼きと、豚肉のソテーと、味噌汁食べるよ。」


ゆい「え、ましろくん、いいよそんな..美味しくないんだし..」


ましろ「大丈夫だって。ゆいの作ってくれた物なら、何でも美味いから。」


ゆい「ましろくん..。すきっ!」


ましろ「俺も。」


あおい「お熱いねぇ」


そら「見せつけてくれるな。」


ましろ「こら!!なんだその目はー!」


(みんな笑う)


...───────────


ましろ(飯をすませ、風呂も入り終えた俺達はというと...)


そら「上がった。」


ゆい「え!そらちゃん、早い!」


ましろ(ばば抜きをやっていた。)


あおい「ちぇー。そら上がりかよー..」


ゆい「いいなぁ、」


あおい「ましろー。ん。引けよ。」


ましろ「お、おう。よっと。」


あおい「チッ」


ましろ「あ、あおいお前、ジョーカー持ちだな。」


あおい「うっせぇよ。黙れ。」


ゆい「あ、あおいさんが持ってるんだ。」


あおい「ほらぁ!!ましろがバラすからー!!」


ましろ「わりぃわりぃ。笑

ほら。ゆい。引きな。」


ゆい「あ、うん!」


ましろ「..」


ゆい「じゃあ、...これ!あ、上がった!」


ましろ「おお。よかったな!」


あおい「ましろー、引かせて-。」


ましろ「ん。」


あおい「そろった!!」


ましろ「まぁ、そりゃな。」


あおい「よぉし。ましろぉお..!ジョーカーひけぇええ」


ましろ「んー..こっち!!」


あおい「うぉっしゃあ!!!」


ましろ「くっ...やってしまった..!」


あおい「ほらほらぁ。ましろくぅん?後がないですよぉ?w」


ましろ「ああ..笑 やばいな。」


あおい「ドベは一番上がりからの命令を1つ聞くんだからなー!!」


ましろ「わかってるよー..」


あおい「ふふふっ!!」


ましろ「ただ、まだお前が勝ちだと決まったわけじゃ..」


あおい「えい!!そろった!!イエス!!」


ましろ「し、しまった...!」


あおい「ええ~い♪勝ったもんねぇ!!」


ましろ「はいはい..じゃあそら、なんだよ?命令は。」


そら「あたしとキスしなさい。」


ましろ「はぁ..キスかぁ..て、はぁ!?」


そら「聞こえなかったのか?お兄ちゃん。あたしとキスしなさい。」


ましろ「あ、あり得ねぇよ!!!─..あれ?...夢かよ...って、朝じゃん!!ゆいと同棲!!遅れる!!」


...─────────


ましろ「そう!ここがとある町のとある一軒家。どうして俺がここにいるかっていうと...

そう!なんと、今日から彼女のゆいと、同棲することになったんだ!

いやぁ...待ち望んだ同棲生活。今日は変な夢見ちまったけど..。

やっぱ楽しみだなぁ。あ..そうだ。ゆいが来る前に、部屋の中下見しとかないと。..まさかとは思うけど..!」


(ガチャッ)


そら「お兄ちゃーんっ!」


ましろ「そ、そら!?マジかよ!!正夢かよ!!どうなるんだ俺の同棲生活-!!!」



END